どのように分別解体工事を行えば良いのか


クレダス(国土交通省のCREDAS入力システム)のダウンロード、記入例に入る前に、知っておきたい前提知識の5回目に入ります。今回は、「どのように分別解体工事を行えば良いのか」について説明します。

施行規則(建設工事に関わる資材の再資源化等に関する法律施行規則)の基準に従い順序良く解体工事に取り組むことにより、効率良く分別解体工事が行ってくださいというわけです。全体の流れとしては、対象の建築物等に関する調査を実施する→分別解体計画の作成する→事前措置の実施→工事の施工という流れになります。また、工事の施工手順も決まっており、建築物の解体工事の場合は、内装材や建築設備等の取り外し→屋根ふき材の取り外し→外装材、上部構造の取り外し→基礎の取り壊しという作業手順に従う必要があります。

また、建築物以外の工作物の解体工事の場合も同様に、工作物に付属するものを取り外す→基礎以外の部分の取り壊し→基礎の取り壊しという工事手順に従う必要があります。必要があると言ってもこれらはあくまで原則で、建築物の構造など施工の技術上の問題で難しい場合はこの限りではないという逃げ道も用意されています。

さて、今回で分別解体については終わりです。次回からは再資源化についてお話したいと思います。クレダスをダウンロードする上で必要な知識になりますので、是非参考にしてくださいね。

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