建設リサイクル法の流れ


国土交通省からダウンロードできる、クレダス入力システムをダウンロードする前の前提知識、9回目です。

今回は一通りの建設リサイクル法に関する流れを説明します。発注者・元請業者・下請負人の3者がいることを前提に、元請業者を中心に説明します。

まず、工事を受注した元請業者は 1)事前調査の実施を行います。続いて 2)分別解体計画を作成し、 3)発注者に分別解体計画の説明をします。これにより、 4)工事の請負契約を締結が完了したら、 5)発注者が都道府県知事等に届出をします(この、届出書類の作成する際にクレダスをダウンロードします)。

その後、届出したことを聞いた元請業者は 6)下請負人に届出内容を通知します。これにより 7)下請け契約が締結され、 8)事前措置の実施 9)工事の施工 を行います。工事が完了したら、元請業者は発注者に対して 10)再資源化等の完了を書面で報告及び再資源化等の実施状況に関する記録を作成し、保存します。

全体の流れの基本は上記の通りですが、工事の内容や種類によってはこの通りに行かない場合もあります。

さて、次回からは、国土交通省のクレダスのダウンロードに関する説明を行います。クレダスのダウンロード方法、クレダスの記入例など、是非ご覧下さい。

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